About us / 当センターについて

センター紹介

名古屋労災職業病センターは、労災事故や職業病になった方達の相談にのり支援するとともに、働く人たちの安全と健康な職場づくりを目指しています。
相談では、会社・医療機関・労働基準監督署と交渉し、当然救済されなければならない人たちの労災認定を目指します。
相談内容は秘密厳守で、必要に応じて、医師・弁護士等との連携をしています。
学習会では、労災制度・認定基準・職業病・行政の動き等を勉強し、被災者の補償、労災事故・職業病の予防、職場の改善に役立つ情報を提供します。
又、職場の安全と被災労働者の救済に関し、行政との交渉をしています。

代表あいさつ

Ryota Mori 名古屋労災職業病センター 理事長 森 亮太

Ryota Mori

名古屋労災職業病センター 理事長 森 亮太

こんにちは。
名古屋労災職業病センター理事長の森亮太です。

近年、「生活習慣病」という言葉がよく聞かれるようになりました。テレビでは健康食品のCMが繰り返され、「血液をサラサラに」といった情報もあふれています。でも、私たちはそこにひとつ大切な視点が抜けていると感じています。それは、「仕事」です。

どんなに体に良い食事や運動を心がけていても、長時間の労働や無理な働き方が続けば、健康は守れません。派遣やパートなどの不安定な働き方が広がる中で、長時間労働や休日出勤、サービス残業といった問題は今も続いています。

たとえば、パソコン作業に関しては「50分作業したら10分休憩を」と産業衛生の分野では勧告されていますが、それを知っている人も、実践している職場も少ないのが現状です。アスベストによる健康被害も、長年にわたり見過ごされ、多くの方が苦しんできました。

私たちは、病気の原因として「生活習慣」だけでなく、「働き方」にももっと目を向けるべきだと考えています。そして何より、働く人自身が「このままではいけない」と声を上げ、職場を少しずつでも良くしていくことが大切です。

「これって労災じゃないのかな?」
「職場の安全に不安がある…」
「病気の原因、仕事にあるかもしれない」

そんなふうに感じたら、ひとりで抱え込まずに、ぜひご相談ください。名古屋労災職業病センターは、労働者の皆さんとともに悩み、考え、行動していく団体です。安心して、あなたの声を聞かせてください。

相談員プロフィール

成田 博厚

愛知県知多半島の出身です。若いころにオーストラリアで勉強をしました。相談者と一緒に考えて、行動することをモット―にしています。フレンドリーな対応も心がけています。労働災害やアスベスト健康被害、じん肺、楽しく安全快適な職場作りをする労働者参加型職場環境改善活動の相談にのります。

法人概要

  • 名称

    一般社団法人名古屋労災職業病センター

  • 所在地

    〒466-0815 
    名古屋市昭和区山手通5-33-1
    (杉浦医院4F)

  • TEL・FAX

    052-837-7420

  • 理事長

    森 亮太(医療法人八事の森 理事長)

  • 副理事長

    成田 博厚(事務局専従)

  • 理事

    久田 邦博(名古屋市会議員)

  • 監事

    榊原 悟志 (社会保険労務士)

  • 顧問

    浅野 文秀(名古屋ふれあいユニオン 運営委員)
    井上 敏 (株式会社創策企画 代表取締役)
    江川 正典(ユニオンみえ)
    小林 章雄(医学と社会・連携支援機構 代表理事)
    柴田 英治(四日市看護医療大学 学長)
    高木 ひろし (愛知県議会議員)
    名嶋 聰郎 (名嶋・綿貫法律事務所 弁護士)
    東岡 牧 (訪問看護ステーションななみ)
    山田 和孝(環境創造研究所)

沿革

2001年

2月26日

金山にあった名古屋ふれあいユニオンの事務所の一角を借りて、
前身の名古屋労災職業病研究会の事務局活動を開始

2003年

1月1日

天白区八事山へ事務所移転

6月5日

新築された杉浦医院の4階へ事務所移転

2006年

5月28日

中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会東海支部が発足
名古屋労災職業病研究会に事務局が置かれる

2009年

3月11日

故杉浦裕医師が代表を退任し、故伊藤光保医師が新代表に就任

2014年

6月6日

新代表に杉浦医院院長の森亮太医師が就任

2025年

4月1日

一般社団法人名古屋労災職業病センターが設立
代表理事に杉浦医院院長の森亮太が就任